2013年3月17日日曜日

突然の痛み ~症状・兆候/入院初期~

2013/02/14
―09:00過ぎ―
その日はあまり食欲がなく、出社前に買った朝食用ゼリーも食べられずにいた。


―13:00過ぎ―
昼ごろ、糖分を摂取しないと仕事の効率が下がると思いゼリーを胃に流し込む。
しばらくすると、急に腹部上部に痛みを感じだした。
最初は単なる腹痛かと思っていたが、痛みの場所が胃の辺りであり、
いつもとちょっと違う痛みだなぁと考えていた。

痛みがどんどん増してきて、次第にシャレにならない痛さなってきた。
座ってパソコン作業をしていられない。
痛みを紛らわせるため、廊下を歩くもあまり軽減されない。

しかし、今日はクライアントとの18:30から打合せがあり、
しかも、急遽昨日調整したばかりのアポなので、キャンセルはできない。
何とか打合せが終わるまでもたせなくては・・・
同じ姿勢でいると辛いので、30分おきぐらいに姿勢を変えながらしのぐ。


―18:00過ぎ―
打合せに気合いを入れて臨んだが、気合いでなんとかなる痛みではなかった。
今思うとすごい表情で打合せしていた可能性がある。
クライアントにはどのように映ったのやら(汗)。ほんとゴメンナサイ。

打合せ後、まだ受付をしている会社の近くのクリニックで受診した。
「胃炎の薬を出しておきます。もしこれで治まらないようでしたら、また来てください。」
それだけか!?

少しでも痛みが緩和すればと思い、薬を飲んで休む。
上を向いても、横を向いても、下を向いても痛い。
背を曲げ、足を抱えるように前にかがむと、少し痛みが緩和するが、それも長くは続かない。
しばらくして時間外受付をしている病院にいくことを決意した。


次へ続く

3 件のコメント:

  1. はじめまして。
    海外、フランス・パリで出張中に急性膵炎に罹りました。
    パリでは評価の高い総合病院(あのダイアナ妃も事故時に搬送された病院です)での入院、ある程度はフランス語が理解できる、日本にいる主人は医師である、という条件下で、この病気と治療法を理解しようと努めていますが、フランスでの急性膵炎治療は、はっきり言ってメチャクチャです。
    医師の説明にまったく一貫性がなく、治療方法に計画性もゼロ。例を挙げればキリがありません。治療経過は主人に随時説明していましたが、主人は呆れるを通り越して、憤慨していました。医師のコロコロ変わる説明に翻弄され、一喜一憂する日が続きました。
    その中で一例を挙げれば血液検査。医師曰く「血液検査の結果は測定する度に良くなっている」とのことでしたので、ある日今までの検査項目を見せていただきました。
    するとくまなく見ても、白血球数やCRPはおろか、アミラーゼやリパーゼの項目もありません。何を持って「良くなっている」と言っているのか謎です。
    またICUに入っているときは人工呼吸器を付けていたのですが、日本から駆けつけた主人から見ると、人工呼吸器を外すタイミングも日本の基準では信じられないもので、その方法も手荒です。結果何度も付けては外し、、、を繰り返しました。ICUにいた2週間は意識がありませんでしたが、夢のようにかすかに残る記憶では、「息ができなくて死ぬ」「看護婦が襲いかかってくる」というとても苦しいものでした。余りにも苦しかったのか、暴れては自分で色々な管を外そうとしたせいか、手足も拘束でした。人工呼吸器がようやく外れた後は声が全く出ず、4週間経った今もかすれ声です。
    一般病棟に移る前に、2日間ほど毎食3個のヨーグルトが出ました。「フランスはお粥じゃなくて、ヨーグルトから回復食を始めるんだ」と解釈したのも束の間。血液検査がないまま、その翌日には経鼻の流動食に変わり、点滴スタンドから解放されません。
    この流動食も期間はまったく医師から説明がなく、しかしある医師が「数日間」と言うのを聞いて、「まずは回復食」とモチベーションが上がりました。しかししばらくすると、いきなり「最低でも6週間」という通達。この間の血液検査も、もちろん膵臓に関する数値は測られていません。結局その翌日にはこれまたキッパリと「流動食は5週間」と通達されました(1週間でも短縮されたのは良かったのですが)。
    12/18現在は、治療は流動食のみということで、自宅に看護士が来る自宅治療に変わりました。ネット環境もスマホからPCに変わり、とにかく急性膵炎を調べたところ、貴ブログにたどり着きました。主観的なブログがほとんどの中、貴ブログは客観的な数値や日本の標準的な治療や退院後の生活が分かりやすく、この病気に罹った人にしか分からない悲喜こもごもがユーモラスに書かれているので、とても参考にも励みにもなりました。Upしていただいて、ありがとうございます。
    Youtubeを観ながら、ラジオ体操にも励んでいます。もっとも鼻が流動食のチューブに繋がれたままなので、跳んだり跳ねたりという激しい動きは出来ませんが(一度チューブが外れました)、椅子バージョンを採用しています。
    長々と書いて、すみません。お忙しいお仕事と察しますが、またお時間のある時に、退院から9ヶ月経った現在を、どう過ごされているのかUpしてくだされば、今後の参考になります。急性膵炎は再発率も高いようですが、万が一再発する時には、海外だけは避けたいです、、、。

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  2. 追記。
    先ほどコメントを書いた者です。
    12/18現在は、パリの自宅にて治療が続いています。
    経鼻の流動食はCT検査の結果が良好ならば12/23に終了です。
    当初の医師の説明では、「流動食のチューブが外れたら、いつでも帰国OK」でした。
    しかしここでフライトのドクターストップがかかり、「1/3くらいならOK」に変更。
    そして数日後には、「1/10以降ならOK」に変更。
    この間も、とくにフライト変更を断定できるような検査はまったく受けていません。
    膵炎食は明らかに和食の方が作りやすいので、早く日本で治療を続行したいのですが、日本の土を踏める日は遠いです。

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  3. 返信が遅くなり申し訳ございません。とても酷いお話ですね。
    少しでも参考になったのであれば幸いです。早く寛解されることをお祈りしております。
    という私は、退院後再発し2013年11月下旬から12月中旬に再入院しておりました。
    ご退院後もいろいろ食事制限等、考えることが多い疾患ですので、くれぐれもご自愛ください。
    退院後あまり更新できていないところ恐縮ですが、退院後の留意点など微力ながらお力になれることもあるかもしれませんのでご遠慮なくご質問ください。

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