2013年3月20日水曜日

膵臓食とは~膵臓食~

■膵臓食の概要

膵臓食とは、脂質が膵臓を刺激するため、油を極力使用しない食事にしたもの。
味付けは香辛料の使用を避け薄味にし、消化のよい調理法にする。

脂質制限により使用できる食材に制限があるため、カロリーをはじめ、
低栄養にならないように注意する。

使用する食材や味付けの制限の程度は病状によって順次見直す。


■調理のポイント

・揚げる・炒めるなどの油を使用する調理法をさけて、茹でる・煮る・蒸す料理にする。
・加工食品・インスタント食品は、見かけより油がたくさん使われているため、
 なるべく使わないようにする。


■ 食事のポイント

・腹8分目を心がける。
・アルコール類は飲まない。
・油っこいものを控える。
 ―天ぷら、フライ、から揚げ、焼肉、炒め物、中華料理、ラーメン、ファーストフードなど
・肉は赤味を使う(ヒレ・モモなど)。鶏肉は皮を取り除き使う。魚は白身を使う。
・卵は量に注意する。
・大豆製品は油揚げを避けて、豆腐・大豆を使う。
 ―油揚げを使うときは油抜きをしっかりとする
・食物繊維の多いものは少なめにする。
 ―ごぼう、こんにゃく、れんこん、海藻類など
・刺激の強いものは少なめにする。
 ―胡椒、わさび、コーヒー、極端にすっぱいものなど
・クロワッサンよりロールパン・食パンを選ぶ。
・パスタはクリームソース系を避ける。
・高脂肪乳を避け、低脂肪乳を選ぶ。

■日常生活のポイント

・規則正しい生活を心がける。
・ストレスを解消するように心がける。

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